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「心のままに」 [詩]

みなさん、こんばんは![わーい(嬉しい顔)]

今日、このブログに何を書こうか考えたんですが、ふと

新年の抱負みたいなものを考えていない自分に気がつきました。
昔はそれなりに、元旦辺りに色々考えていたものですが、最近(ここ数年)はとんと御無沙汰のような気がします。

別に忙殺されているわけではないのですが、そういう余裕もなくなっているんでしょうかね・・・。
いや・・・。

考える・・・ということを苦痛に感じて、少し楽をしようとしている自分がいるような気がしてなりません。こんなこと別にここに書くようなことではないのかもしれませんが、まーこんな時でもなければ自己分析なんてしないたちなので、今日のところは勘弁してください[あせあせ(飛び散る汗)]

さて。
少し話がずれてしまいましたが、気持ちを整理するためにはやっぱり僕にとっては詩が一番です。ですので、何にも考えていませんでしたが、これを書きながら、新しい詩を書いちゃおうと思います。

タイトルは・・・ふと、思いつきました。



「心のままに」

この
僕という存在が
ここにある限り
僕は生きているという証拠になるのだろうか

ふと気が付くと
あらゆる厄介事から逃げようとしている僕を
「生きている」と
胸を張って言えるような
存在でなくしているのは

紛れもない 僕だ

時間を切り貼りして
一日一日をそれなりに過ごせてはいるが
実はそれはただの

見せかけだけの「生きる」ではないのか


何が足りないのか考えてみる
わからない
わかるはずがない

意識がここにないからだ

何かを成し遂げようとする
自らを奮い立たせるような
意識がそこにないからだ


まずは考える
なんでもいい
脳をフル回転させろ

すべてに意思を持たせ
そこに向かって突き進むという誓いに似た意識を日々
繰り返すべきだ

そこに魂を乗せることが出来れば
それは生きるということになるような気がする

この自堕落な意識を開放するには
今の罪に似た時間の浪費を

是正せよ

意識を持て

魂を乗せよ

そして喜怒哀楽を



上乗せせよ

「平成21年1月7日」

タグ:心のままに
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「鈴の音」 [詩]

メリークリスマス![わーい(嬉しい顔)]


無事に更新が出来ました[あせあせ(飛び散る汗)]

今日はこの時を待っていたと言わんばかりの、以前、この日のためだけに作った詩のご紹介です[ひらめき]

クリスマスプレゼントを見つけた時の子供たちの歓喜の声は、これ以上ない幸せの音色。
シンドイ朝も、寝覚めばっちり。

1年に1度の奇跡です[るんるん]



「鈴の音」

あまり 雪も降らなくて
少し淋しい冬の夜
透き通った空気の中を見上げたら
見えるかな 一線に伸びていく 星で紡いだそりのレール
きらり散らして 音が鳴る
子供の頃から空想していた あの音が

静まり返った部屋の中
そっと置かれたプレゼント

僕らの目が覚める前に
君らの目が覚めるだろ?

勢いよく飛んで来る歓喜の声が
年に一度の僕らの特別な目覚まし時計だ

君らが嬉々として笑う様子を見ながら
年に一度の僕らの特別なプレゼントは

ね?

この光景なんだよね

年に1度の甘やかし
たまには怒らなくてもバチは当たらないでしょ?

あぁ

子供の頃から空想していた あの音だ



「2007年11月25日」



改めて・・・・


メリークリスマス!![ぴかぴか(新しい)]
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「細長い公園と君」 [詩]

こんばんは~~[わーい(嬉しい顔)]


久々に詩でもご紹介しちゃっていいですか?[手(チョキ)]

この詩は僕にとってはとても思い出深いものでして。
昔(今もあるのかな?)「月刊カドカワ」っていう雑誌がありまして。内容はとても通好みな感じで、音楽を中心に、文化的なものを載せている雑誌でした。

写真は少ないんですが、その分記事がとても読み応えがありまして、捨てずにバックナンバーもずっととっておきましたね~~[るんるん]

その頃は一人暮らしを始めた頃で、(今もそうですが)その頃は特にお金がなくて、それはそれは淋しい生活を送ってました。20前後のことですが、僕が今まで一番人恋しくてしょうがなかった時ですね・・・。

で、そのカドカワの巻末に、読者投稿型の詩の投稿コーナーがありまして。
その頃毎月欠かさず出していたんです、詩。

たぶん毎月1000人ぐらいの応募があって、その中から100人ぐらいが選ばれて名前が載って、さらに数人の人は詩が載るという、そんな感じだったと思います。

で、初めて名前が載ったのが、この詩だったんです。

詩自体が掲載されたわけではなかったんですが、それはそれは嬉しくて!
だって、僕のことをまったく知らない人がいいと思ってくれたんですから、それは詩自体の純粋なる評価ですよね。

結構ネガティブな時だったんで、ほんとに救われた思いがしたことをよく覚えてます[ぴかぴか(新しい)]
泣いた気もするな~~・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

そんな思い出深い詩です。
ようやくお披露目出来る[ひらめき]



「細長い公園と君」

緑の木々の途惑いを
僕らは共に覚えた

砂場は語る
すらすらと唄う

星の下
何を思いながら君は僕を見
何を思い出しながら君は僕を語るのか

さらさらと すらすらと
風が揺れる

その輝きの中を僕らは木洩れ陽と呼び
互いの掌でそれを感じた

楽しそうに君が笑ったその心の奥で
様々な人たちが見え隠れしている

あぁ君がいる
そんな風に僕は君と歩いた



「年月日不明」
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「何度でも見つめよう」 [詩]

こんばんは~[わーい(嬉しい顔)]


詩を書き始めた頃というのは、たぶん、脳みそもとても若くて、何かに縛られることなく自由だったのかな~っていうか何にも考えてなかったのかな、こいつ、と思わせるぐらい鮮烈な内容の詩を書いていたりします。

もちろん、僕自身から見て、ですけどね。

今ならこんなこと書けねーよ!と言いたくなるくらいの言い回しが多くて、以前にご紹介したものも、もちろんあんな感じでは今は書けません。今はイマナリでいいんですけどね。

今回の詩はとても素直な詩です。
その当時、きっと頭の中も今よりは素直だったのかも?・・・何も知らなかっただけかな?[がく~(落胆した顔)]



「何度でも見つめよう」

恋のつらさを知ったから
もう誰も愛さないでいようと
心に誓った

愛すべき人に出会えたから
もう1度誰かを愛してみようと
心に言い聞かせた

悪循環のような流れの底に
いつもいるのは
愛したがっている
わたしの確かな気持ち

もう と何度誓っても
もう1度 と言い聞かせる
正直な想い

言葉に頼らず
この気持ちを伝えられるよう
わたしは何度でも見つめよう

何度でも見つめよう


「年月日不明」




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「ありふれた日常」 [詩]

こんばんは~[わーい(嬉しい顔)]


今日は4時に起きて仕事に出かけました。最寄りの電車はまだ動いていないので、少し歩いて大きな駅へ向かいました。もちろん、まだ5時前ですから真っ暗です

駅に着くと、10人ほどの老若男女の方たちが箒と塵取りを持って、駅の前を掃除していました。ボランティア?という感じでもなかったので、とても不思議な光景でしたね

日曜日のそんな時間でも、駅には結構な人がいます。大半は終電を乗り過ごしたらしい若者たちでしたが。ホームに降り、一服してから乗車、時間どおりに出発したのですが、何やら車掌さんの研修をやっているらしく、若い方の元気な声が、駅に着くたびに聞こえて、あまりよく眠れませんでした。「リピーター点灯!」って毎回言うんですが何のことやら・・・(普段はそんな声聞こえないので、みんな省略してるのかな?)。

・・・とまあ、なんてことのない朝の始まりでしたが、少し時間を変えただけでも、普段見れないような光景がそこに広がることに、改めて感動した朝でした

で。
こんな詩が出来ました。まあ詩とも呼べないような感じですが・・・。



「ありふれた日常」

こうして街の中に埋もれていると
自分が何もせずにいても
世界が回ることがよくわかる

小鳥は相変わらず鳴いているし
空だって昨日の延長だし
笑わせようとしなくても
そこかしこで笑い声が聞こえる

座れそうな場所があったので腰を掛け
煙草に火をつけて一服していると
何もしたくない自分に気がついて
空恐ろしくなった

何も考えないとはこういうことを言うのだろうか

この雑沓の中に溶けるような感覚に
かといって居心地の良さを感じたわけではないのだが

ともすれば私は
自分のありようを感じたままに正当化することで
私という個人の存在価値をそこに見出そうとする

しかしそうではないのだ

私が何もせずとも
世界は回るし小鳥は鳴く

意味などないし価値などない

ただ私はそこにあるだけだ
そして考えるのだ

それは何物にも影響を与えないし
私の宇宙の中でのみ存在する

そう

わざわざこんなことを感じようとしなくとも
私は十分に自由だ

ただそれを時々確認するために
こんな風に街の中に埋もれて
物思いにふけるふりをする

自分自身が愛らしいと思えることが嬉しい


「平成20年11月10日」









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「原風景」 [詩]

こんばんは~[わーい(嬉しい顔)]


たまには新しい詩でもと思い、少し色々なことを考えてみました。
そしたら、こんな詩が出来ました。


「原風景」

感触を患いながら、
この土手の遥か向こう、
少し首を傾けながら、
なんで僕はここを歩いているのだろうと、
人ごとのように首を傾げる。

スクロールする風景が唯一の手掛かりであることは間違いないが、
正直、
耳も聞こえなくなってしまうほど風が、
原音のように物凄いスピードで飛んで行く感覚?

ああ今日は暑い日だったか寒い日だったか、
こうしているとそれすらも忘れた。

時間という概念がピンとこなくて、
それを浪費していることを怖がっていた、
10数年前のことがあまりにも懐かしいが、
あんな恐怖はもうこりごりだ!

立ち止まってもいいのものなのか?
今までこの土手を、
このスピードで歩いてきたことが、
唯一続けるということを出来たことだったと思うが、

もうすぐ陽が暮れそうなんだ、
いいんじゃないか?

スピードダウン。

いや、
待て。


明日のことを誰かが話していた。
晴れるというようなことを言っていた。
ならばもう少し、
歩いて歩いて、
色々なことを思い出さなければ。

ああそうだ、
今日は大好きな夕飯が用意されているんだった。

何時の間にか夕陽は土手の遥か向こう、
もうさよならをしている。

じゃあまたと手を振ってみた。
振り返ったら誰もいなかった。
思わず笑ってしまったが、
怖くて怖くて仕方が無かったんだ。

感触を、
患っていないということだけでも分かって良かった。


「平成20年11月8日」




タグ: 原風景
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「語らずの花」 [詩]

こんばんは~[わーい(嬉しい顔)]


少し記事振り返ってみたんですが、あんま書いてませんね、詩[たらーっ(汗)]
も少し書いてると思ったんだけど・・・。

さて、この時期にピッタリの詩でしょうか。
コスモスがあまりにも儚げだったので(そんな記憶があります)・・・。



「語らずの花」

遠くなる記憶
一線おいて
自らを離れてゆく

あのとき咲いていた
風にゆられ
すぐにも折れてしまいそうだった
あなた色のコスモス

似すぎて
可哀相
わたしに
あまりにも・・・・

あなたは呟いた
そして
コスモスと共に折れた

あんなに優しくて
あんなに強くて
あんなにあなたは・・・・

薄れない想い
けれど今
あなたは語らずの花


「年月日不明」



蛇足ですが、この詩を読むと、けしてその時期に書いたわけではないんですが、もう10年くらい前に亡くなった、中学時代の同級生の女の子のことをを思い出します。
その子もとても、優しくて、強かったんですけどね。

・・うん、強かったな。



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「掌に散る」 [詩]

こんばんは~


さて、詩、続きます[わーい(嬉しい顔)]

こちらも昨日と同じ時期のものです。
少し・・・寂しげですね。この時期はチョットセンチになることもありますよね?
(最近は忙殺されてますが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]



「掌に散る」

あの日 雪が初めて降った日
わたしにさしのべられたあなたの手は
とても静かな暖かさで
あぁなんで今まで
こんな暖かさを知らなかったんだろうなんて
勝手に泣いてみたりして

年がたつにつれて
雪の降る日が少なくなってきて
あのときのことを思い出す機会も
段々と少なくなってきた

それでもわたしは
幾度となく触れたあなたの手に
いつもあの暖かさを感じては
泣いて笑ってまた泣いて

そして 雪を思い出す

手の平にのったボタン雪は
それこそとても小さくて


「年月日不明」

タグ: 掌に散る
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「寝つけない夜に」 [詩]

こんばんは~[わーい(嬉しい顔)]


さて。
ホントかウソか(?)、詩の記事のPV数が結構多いんですよね[がく~(落胆した顔)]

調子に乗って、しばらく詩で行きます[わーい(嬉しい顔)]


こちらはやはり先日の詩と同じ時期のものです。
なんか・・・好きです[グッド(上向き矢印)]


「寝つけない夜に」

寝つけない夜に聞く音は
いつも心を震わせて
どこかで誰かを
泣かしてる

なんであんなこと
なんであんなときに
告(い)ってしまったんだろう
伝えたかったことはあんなことじゃなくて

ここらへんにひっかかってることなのに

寝つけない夜に聞く音は
いつも心を震わせて
どこかで誰かを
慰める


「年月日不明」

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「動」 [詩]

こんばんは~[わーい(嬉しい顔)]


今日も前置きはあまりなく、詩でも披露させていただこうかと。

今日ご紹介する詩は、何度かここで披露したものより更に遡り、高校3年から20歳の間くらいに書いたものと思われます。載っていた小冊子を読んでいたら、明らかに違っているんですよね~。

何の不安も感じていなかったこの時期と、一人暮らしを始めて寂しくてウサギバリに怯えていたその後の時期、そして結婚をしてからの時期。面白いもので、当たり前ですがそれぞれ詩を書く時のスタンスが違って見えます。

今回の詩は、以前ご紹介した「ゼロ」と同様、たまに思い出しては自分で元気づけられちゃってるものです。

身体って、スゴイですよね![ぴかぴか(新しい)]



「動」

週に1度でいい いや
月に1度でいい いや
年に1度でいい

太陽が心の底まで照らすような
そんな天気の良い日に
自分の手を陽に透かしてみろ

そして
一つ一つの指を声を出しながら
動かしてみろ

親指から 人差し指 中指 薬指 小指

自分の意志で指が動く
ただそれだけのことに感動しろ
自分で動かせる指が目の前で踊る
ただそれだけのことで泣き伏せろ

けして笑うな
当たり前のことだといって鼻で笑うな

自分の身体が動いている
陽に透かした手を見つめながら
ただそれだけのことに喜びを感じろ

そうすればもう
遠くはないはずだ


(年月日不明)
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